ガンプラの品薄はいつまで続く?理由と、グレード別に見たいまの状況

執筆:ガンプラ再販図鑑 編集部公式の発売スケジュールと販売店の予約ページを毎日2回確かめて、ガンプラの再販・値段・抽選を記録しています。

この記事の数字(定価・新品と中古の値段・再販の記録)は、当サイトが集めているデータからビルドのたびに数え直しています。定価はバンダイ ホビーサイトの表示、値段は楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・駿河屋で確かめたもので、確かめた日を添えています。メーカーや販売店の決まりは、それぞれの公式ページで確かめてから書き、出典を記事の中に示しています。

間違いに気づいたときは お問い合わせ から知らせてください。

HOBBY Watchの記事「バンダイのプラモデル新工場は多色成形機10台+単色成形機84台が稼働予定!工場内が公開」(2025年8月20日)と、新工場の成形機の写真

「ガンプラの品薄って、いつになったら終わるの?」は、2020年からずっと聞かれ続けている話です。2026年の秋の時点で言えるのは、HGはかなり落ち着いた一方で、MGやRGはまだ定価で買いにくいということです。

この記事では、品薄の理由とメーカーの増産の動きを、ニュースとバンダイの発表で確かめ直しました。そのうえで、当サイトが毎日集めている新品の値段と再販の予約から、いまどのグレードがどれくらい品薄なのかを数字で出しています。数字は10/7時点で、ページを作り直すたびに数え直しています。

この記事でわかること

  • ガンプラの品薄はいつまで続くのか(グレード別のいまの状況)
  • 品薄になった理由と、「わざと」と言われる話の中身
  • バンダイの増産(新工場・大阪の工場)の予定
  • いまも定価より高く売られているキットと、次の再販
  • 品薄のガンプラを定価で手に入れる方法

ガンプラの品薄はいつまで?HGはほぼ落ち着き、MGはまだ続いている

楽天市場とYahoo!ショッピングで新品が3店以上に出ているガンプラ153キットのうち、最安値が定価以下だったのは120キット(78%)でした。品薄がいちばんひどかった2021〜2022年には、HGでも定価で見つけるのが難しかったことを思うと、ずいぶん変わっています。

新品が定価以下で買えるガンプラの数。楽天市場・Yahoo!ショッピングで新品が3店以上に出ているキットのうち、定価以下が大半で、HGは71キット中63キットが定価以下、MGは12キット中11キットが定価より高い
当サイトの集計(2026年10月7日時点)。本文の数字はビルドのたびに数え直している

ただ、グレードで分けると話が変わります。HG(HGUC・HGCEなどを含む)は76キット中67キットが定価以下なのに、MGは12キット中11キットが定価より高いままです。いまの品薄は「ガンプラ全体」ではなく、MG・RG・MGSDのような値の張るグレードに残っています。

いつ終わるかについては、メーカーも時期を言っていません。ただ、静岡の新工場が2026年度に本格稼働すること、11月に大阪の工場が動き出すことは発表されています(あとで書きます)。生産の量が増えるのはこれからなので、MGの品薄が和らぐかどうかは、2027年にかけての再販の数を見ていくことになります。

ポイント

ここでの「品薄」は、通販で新品が出ていても定価より高い状態のことです。新品が1店も出ていない、完全に売り切れのキットは数に入っていません。売り切れのキットまで入れると、実際の品薄はもう少し多いと考えてください。

ガンプラが品薄になった理由

品薄が始まったのは2020年です。日経ビジネスが2022年2月にバンダイ(BANDAI SPIRITS)に直接聞いた記事では、バンダイは「国内外での急激な需要拡大に対し、生産能力の改善をしていますが、それでも供給不足が続いている」と答えています。

日経ビジネスの記事「ガンプラ不足、転売ヤー問題どう解消する? バンダイを直撃」(2022年2月22日)の冒頭。コロナ禍で起きたガンプラの品薄と価格高騰、転売の実態についてBANDAI SPIRITSに質問した連載の第3回
引用: 日経ビジネス(2022年2月22日)。2026年10月7日に撮影

記事やバンダイの発表から拾うと、理由は次の4つに分けられます。

つまり、作る量を増やすより速く、欲しい人が国内と海外で増えたのが一番の理由です。転売はその上に乗った問題です。

メモ

2025年4月からは、再販のときに定価が上がるキットも出ています(バンダイが2024年11月に告知)。品薄とは別の話ですが、「前より高くなった」と感じる理由の1つです。値上げの中身はガンプラの値段の記事にまとめています。

ガンプラの品薄は「わざと」なのか

品薄が長引くと、「バンダイがわざと少なく作って煽っているのでは」という声が必ず出ます。ここは発表されている数字で見たほうが早いです。

BANDAI SPIRITSのニュースリリース(2020年12月1日)。バンダイホビーセンター新館が2020年11月30日に竣工、12月1日より稼働。国内外の需要拡大に対応。年間販売額の5割が海外、2006年度に722万個だったガンプラの年間出荷数は2019年度に3,126万個と約4.3倍に拡大
引用: BANDAI SPIRITS ニュースリリース(2020年12月1日)。2026年10月7日に撮影

バンダイのリリースによると、ガンプラの年間出荷数は2006年度の722万個から2019年度には3,126万個と、約4.3倍に増えています。2020年12月には静岡の工場に新館を建て、計画時の約1.4倍を作れるようにしました。そのあとも2022年に1割の増産、2025年に新工場と、工場への投資を続けています。

わざと絞っているなら、工場を建て増しする理由がありません。作っても作っても追いついていない、というのが数字から見える姿です。

一方で、「わざと」と思われやすい事情もあります。プレミアムバンダイやガンダムベースの限定品は、もともと数を決めて売るものです。また、バンダイは以前ホビーサイトに載せていた再販の納品予定を、転売目的の来店が増えたことを理由に載せなくなりました。いつ・どれだけ入るかが見えないことが、「隠している」「絞っている」という印象につながっているのだと思います。

ガンプラの品薄に対するバンダイの増産(新工場・大阪の工場)

この数年の増産の動きを並べると、次のとおりです。

ガンプラの増産の流れ。2020年12月バンダイホビーセンター新館が稼働(計画時の約1.4倍)、2022年春に生産量を1割上積み、2025年7月静岡の新工場BHCPDIIが稼働、2026年度に新工場が本格稼働し2023年度の約35%増を見込む、2026年11月バンダイホビーセンター大阪が稼働予定
BANDAI SPIRITSのリリース(2020年12月1日)、日本経済新聞(2022年3月30日)、HOBBY Watch(2025年8月20日・2026年9月16日)の記事から作成

増産の効き目が本格的に出てくるのは、新工場が本格稼働する2026年度からです。ただ、増えた分がMGやRGに回るのか、海外向けに回るのかまでは発表されていません。品薄がどこまで和らぐかは、実際の再販の数で確かめていくしかありません。

ガンプラの品薄をグレード別に見る(HG・RG・MG・MGSD)

同じ「品薄」でも、グレードでかなり違います。新品が3店以上に出ているキットのうち、最安値が定価を超えている数をグレードごとに数えました。

定価より高いガンプラの割合をグレード別に比べたグラフ。HGは71キット中8キット、SDは38キット中1キット、EGは6キット中0キット、RGは7キット中4キット、MGは12キット中11キット、MGSDは4キット中4キットが定価より高い
当サイトの集計(2026年10月7日時点)。下の表はビルドのたびに数え直している
グレード新品が3店以上のキット定価より高い割合
HG76912%
SD4112%
EG600%
RG7457%
MG121192%
MGSD44100%
PG3267%

HGとSD、EGは、ほとんどが定価以下で買えます。定価より高いのが半分を超えているのは、RG(7キット中4)・MG(12キット中11)・MGSD(4キット中4)です。

なぜMGやRGに品薄が残るのかについて、メーカーから説明は出ていません。ただ、次の再販がいつになるか分からないあいだに値段が上がっていく、という流れは当サイトの値段の記録でも繰り返し見えます。グレードごとの再販の間隔はガンプラの再販はいつ来るかの記事で比べています。

メモ

HGは「HG」「HGUC」「HGCE」などをまとめて数えています。SDはSDW HEROES・BB戦士を含みます。PGやRE/100などはキット数が少ないので、表にだけ出しています。

いまも品薄が続いているガンプラ(定価より高いキット)

定価に対していちばん高く売られているキットを並べました。写真は上位6件で、表は上位10件です。

定価より高く売られているガンプラの上位6件。RE/100 ザクII改は定価の282%、RG フォースインパルスガンダムは231%、MG ガンダムデュナメスは211%、MG ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaは196%、MG ダブルゼータガンダム Ver.Kaは196%、MG フリーダムガンダム Ver.2.0は194%
写真はバンダイ公式の商品写真。© BANDAI SPIRITS ©創通・サンライズ。値段は2026年10月7日時点
キット定価新品の最安次の再販
RE/100 1/100 ザクII改4,290円12,100円(282%)未定
RG 1/144 フォースインパルスガンダム3,300円7,630円(231%)2026年11月
MG 1/100 ガンダムデュナメス4,950円10,450円(211%)2027年2月
MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Ka6,050円11,880円(196%)2026年10月
MG 1/100 ダブルゼータガンダム Ver.Ka7,150円14,000円(196%)2026年10月
MG 1/100 フリーダムガンダム Ver.2.05,390円10,480円(194%)2026年12月
HG 1/144 フルアーマー・ガンダム(GUNDAM THUNDERBOLT Ver.)3,190円5,810円(182%)2026年10月
SD 三国創傑伝 張コウアルトロンガンダム660円1,198円(182%)未定
FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダム5,500円9,880円(180%)2026年11月
MGSD クシャトリヤ7,700円13,800円(179%)2026年10月

定価より高いキット33件のうち、24件はもう次の再販の予約が出ています。いま高いキットでも、多くは数か月待てば定価で予約できます。急いでいなければ、高い値段で買う前に次の再販の月を見てください。全部の一覧はガンプラ入手困難ランキングにあります。

入手困難ランキングを見る定価に対する値段の高い順。毎日更新

ガンプラの品薄は和らいでいるか、再販の予約の数で見る

品薄の先行きを見るのにいちばん分かりやすいのは、これから再販されるキットの数です。販売店に予約が出ているガンプラを月ごとに数えると、こうなりました。

ガンプラの再販の予約が出ている数を月ごとに数えたグラフ(2026年10月7日時点)。2026年10月117、11月127、12月80、2027年1月94、2月102、3月75
販売店の予約情報から当サイトが数えたもの(2026年10月7日時点・デカールなどは除く)
月再販の予約が出ているガンプラ
2026年10月100キット
2026年11月107キット
2026年12月62キット
2027年1月76キット
2027年2月85キット
2027年3月63キット

今月から3か月で269キットの再販が予定されています。毎月62〜107キットの再販が予約されていて、再販そのものは途切れていません。先の月ほど少なく見えるのは、再販の予約が3か月分ずつまとめて出るためで、減っているわけではありません。

今月の再販は今月のガンプラ再販で日付つきで見られます。品薄のMGやRGが入っているかも、ここで探すのが早いです。

今月の再販予定を見る販売店の日付と当サイトの予想を毎日更新

品薄のガンプラを手に入れる方法

品薄でも、定価で手に入れる道はいくつかあります。転売の値段で買う前に、上から順に試してみてください。

ツルマイ模型の商品ページ。MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0、4,950円(税込)、抽選の表示と「抽選申し込み」のボタン。送料の欄に「転売を目的とした大量購入はご遠慮ください」
模型店の抽選の例。引用: ツルマイ模型の商品ページ(抽選受付は2026年10月8日14時まで)。2026年10月7日に撮影
  1. 再販を予約する:再販の月が分かった時点で、通販で予約するのがいちばん確実です。予約はおよそ3か月前にまとめて始まります(通販サイト別の予約のしかた)
  2. お店の抽選に申し込む:品薄のMGなどは、模型店や量販店が抽選で売ることが多いです。上の写真のように、商品ページから申し込める店もあります(受付中のガンプラの抽選・抽選のコツ)
  3. プレミアムバンダイ・ガンダムベース:プレバンは深夜に在庫が出ることがあり、ガンダムベースは入荷の日に店で買えます(プレバン朝市・ガンダムベースの在庫の確かめ方)
  4. 再販の日に店へ行く:家電量販店やおもちゃ屋は、再販の週に棚に並びます。並ぶ日は店によって違うので、店のXの入荷の告知を見ておくと空振りが減ります
  5. 中古で買う:未組立の中古なら、定価に近い値段のこともあります。ただし欠品や偽物には気をつけてください(中古で買うときの注意点)

いちばん損が少ないのは、再販の月を先に知って、予約か抽選で押さえることです。定価で買う方法をもっとくわしく知りたい人はガンプラを定価で手に入れる方法を読んでください。

注意

品薄のキットほど、フリマやネットの出品が定価の2倍近くになっています。次の再販が決まっているキットなら、待てば定価で買えます。高い値段で買う前に、キットのページで次の再販の予定を見てください。

ガンプラの品薄でよくある質問

ガンプラの品薄はいつまで続きますか?

メーカーは時期を発表していません。2026年10月の時点で、HGはほとんどが定価以下で買えるようになりましたが、MG・RG・MGSDは定価より高いキットが多く残っています。静岡の新工場が2026年度に本格稼働し、11月には大阪の工場も動き出すので、2027年にかけての再販の数が目安になります。

ガンプラが品薄なのはなぜですか?

2020年のコロナ禍で作る人が増えたうえ、海外でも人気が高まり、生産が追いつかなくなったためです。2020年のバンダイのリリースでは、年間販売額の5割が海外でした。そこに転売が加わって、店に並ぶ数がさらに減りました。

ガンプラの品薄はわざとですか?

わざと絞っていると言える根拠は見当たりません。バンダイは2020年に工場の新館、2025年に新工場を建て、2026年11月には大阪にも工場を開きます。ただ、限定品はもともと数を決めて売るものなので、そこは品薄に見えやすいです。

品薄はHGも同じですか?

HG(HGUC・HGCEなど)は、新品が3店以上に出ているキットの大半が定価以下で買えます(2026年10月時点の当サイトの集計)。品薄が続いているのは、MG・RG・MGSDなど値の張るグレードです。

新工場ができたら、すぐに品薄は解消しますか?

すぐにとは言えません。静岡の新工場は2025年7月に稼働しましたが、本格稼働は2026年度で、そこで2023年度の約35%増を作れる見込みです。増えた分がどのグレードや国に回るかは発表されていません。

品薄のガンプラはどこで買えますか?

再販の予約、お店の抽選、プレミアムバンダイ、ガンダムベースが定価で買える主な窓口です。再販の月が分かったら予約をするのが確実です。当サイトでは月ごとの再販予定と受付中の抽選を毎日更新しています。

品薄のガンプラを定価より高く買ってもいいですか?

どうしてもすぐ欲しいなら止めませんが、次の再販が決まっているキットなら待ったほうが得です。当サイトの集計では、定価より高いキットの多くに次の再販の予約が出ています。

ガンプラの値上げも品薄のせいですか?

別の理由です。バンダイは原材料や物流のコストの上昇を理由に、2025年4月から再販する一部のキットの定価を改定しています。くわしくはガンプラの値段の記事にあります。

限定品(プレバン・ガンダムベース)も品薄ですか?

限定品は最初から数を決めて売るので、人気のものはすぐ売り切れます。ただ、プレミアムバンダイでは2次・3次の受付があったり、ガンダムベースで再販されたりすることもあります。プレバンの予約受付中の一覧で見られます。

この記事の数字は、日経ビジネス・日本経済新聞・ITmedia・HOBBY Watch の記事と BANDAI SPIRITS のニュースリリースを読んで確かめたものと、当サイトが集めている値段・再販の記録から数えたものです(2026年10月7日時点)。記事の画面は引用として載せています。

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